※大喜利元ネタ
■サイコ(1960)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、109本目。 以下、ネタバレ備忘録。
母のことを執拗に思い続ける変わり者が自分の経営しているモーテルに来た人を殺していく話。
■紐育の波止場(1928)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、86本目。
以下、ネタバレ備忘録。
船の火夫をしている乱暴者が今回のお相手とは離れがたく形式的な結婚をして、結局は港を出るも、そののち船から泳いで戻ってくる話。
主人公はなんで捕まんないのかという行為をする荒くれ者。
話によっては保安官がお咎めに来るタイプ。
酒場で知らない人をぶん殴るわ、他人の酒も飲むわで、「昔の港町はこれが許されていたのだろうか?」と新たな歴史観を胸に刻まれて。
今で言うと、「破天荒」を勘違いしたらこんな感じになるのかな。
まあ、そんな男が海で溺れてる女を助けて。
その女を気に入り、二人は結婚の約束をします。
酒場で酒の肴にされながら、神父を呼んで、形式的な結婚式まで挙げて。
そんで次の日。
荒くれ者の男は、結婚式をしたのに、そんなの関係なく本日出港の船に戻ろうとします。
昨日のことと今日のことは別、だとかなんとか言って。
女もわかってる様子。
ただ、行かないでほしい様子もあり。
結局男は船に戻っていつもの火夫の仕事。
しかし、今回は何かが違い。
ちょっとしたパワハラ風指示を受けたが最後、仕事やめる、っつって、突然海に飛び込んで泳ぎ出します。
・・・結構距離あるよ。おそらく。
まあ、体力が有り余ってるタイプとは思う主人公。
女の元へ行こうとしたら、自分が渡した洋服について裁判を受けてるそうで。
実はこれ、主人公、万引きしてます。
それは俺が盗んだよ、つって、勾留60日。
主人公は女に、待っててくれるか、と聞き。
女はOKを出して、THE END。
「おらぁ、やりたいようにやる」という男のわがまま最高潮の本能のまま動くキャラの原型を見られた、なかなかオツな作品でした。
製作国
アメリカ
監督
出演
ビル・ロバーツ:ジョージ・バンクロフト
メイ:ベティ・カンプソン