思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『フランス』

 
芸術で感動の涙を、流してみたい。
『パリのアメリカ人』という映画が好きだ。
なんと言っても映像が色鮮やかで、芸術のげの字もわからないオイラも身震えるほどだ。
きっと芸術家というのは、二股大根に女性性を感じるなんてやわなもんじゃなく、部屋に床に落ちたワキ毛や絨毯にこぼしたヨーグルトなどに「神ほとけ」を感じているのだろう。
オイラにはまったくわからない世界である。
そしてフランスという土地は、その極みである。
 
日本人であるオイラは、日本人向けの心揺さぶるもののほうが感動するのだろうが、絵画や彫刻などを見ても、心も身体も直立不動で微動だにすることはなく、その間多分考えることとしてはライスカレーという言葉を逆にしたときそうじゃないときの響きの違いについて、とかそんなことだろう。
 
そこでもう一つ、オイラが思う、日本が世界に先んじてあるであろう、心を躍らせるものを推してみたい。
それは『ポイ活』だ。
ものを買って、買ったぶんの何%かが返ってきて、心ルンルン、目はランラン。
心がバイキンマンのように形に変貌を遂げるように想像させられる、イメージ催促型アートなのである。
「芸術ではないんじゃないか?」というところに芸術家をくすぐるところがあり、なおかつ圧倒的な実用性もある。
企業の企画をされている方々にはもっともっとオイラのようなエコノミックアニマルにアーティスティックにポイント付与をしてほしい。
 
実際見た目はバイキンマンではないが、心がそうなっているオイラ。
こういったポイ活に血眼になっているような現代に生きる人物こそ、絵や彫刻にする価値があるのではないか。