思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『株』

株で稼いで、それをもし愛娘ができたら譲りたい。
そんな野望を抱くのは、世の男性の中に多くいるだろう。
安く買って高く売る、という極めてシンプルなやり取りによって、利益は、発酵しているパンのように膨らみ、使用している2500円の掃除機をダイソンのものに買い替えられる生活を送らせてくれるのである。
さて、さっそくとある株を買ってみて、その値動きの上がり下がりをみていて気づいたのだが、「あ、オイラにはむいてないや」ということである。
1日のうちでその価格が2万も3万も減ったり増えたりして、スマホから目が離せなくなり、人の話が2割も耳に入らなくなり、目は虚ろ、口も乾いてきて、もう今夜だけ今夜だけどうにも止まらない、となり、最終的には「かゆうま」とゾンビのような1日を過ごすことになるのだ。

世間では株だFXで億万長者だ、とやっているが、それは多大なリスクをとって神経をすり減らしながらその域に達したということだろう。
オイラはそこまで熱を入れて株やFXはできないし、月曜の朝を無事に過ごしたい。
なので、オイラは娘には地道に月一のスクラッチくじにて、その富を譲りたいと思った次第である。