思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『工作』


オイラは不器用である。
なんというか、脳から手に指令がうまく伝達されないのか、よく力を入れすぎて紙が破れたり、食べ物口に運ぶとき箸から転げ落とし、よくこぼしたりする。がさつだ。
しかし、そんなオイラも、小学校の時に作った作品が市だか区だかの賞をとって区民センターみたいなところに飾られたのを家族で見に行った記憶がある。作ったのは厚紙に色紙を貼り付けた、家の屋根の部分が開き窓の部分が顔のように見えるだけのペン立てである。
定規とかカッターは当時から苦手で、けっこう適当に作ったし、そんなに珍しいアイデアでもない。
おそらく審査員は月ではなくスッポンに価値があると思うタイプの人かな、と考える。
まあ、賞に特に価値を感じてないオイラも、豚に真珠、といったところではあったと思うが。

話を戻すが、不器用なオイラはどうにも切る貼る挟む、出来上がる、の工程に魅力を感じてないみたいだ。そういったタイプの人間はどのような自由研究がいいのか。

とりあえず、小学校の6年間の中で、『指紋の研究』でワンシーズンは消費できそうだ。
夏休みが始まって、終わるまでの30日以上の指紋です、とその日にち分を親指の端から端までを倒しまわすようにして紙に朱肉をつけていく。
その変化があったのかなかったのか、最後の日の指紋跡のついた紙の端っこに書き記すことで完成させるのだ。
この自由研究のいいところは、あるスタンスをとれば、最終日のみでも研究提出が可能なことである。
他にも、もう少し労力が必要になるが『夏休みの間でCDの裏面がはがれないかの研究』『夏休みの間でswitchの壊れたBボタンが自然となおるか。」『夏休みの間で僕が大好きなさくらちゃんのことを嫌いになるか』など、
こういったことで自由研究をしのいでいくといい。

工作のセンスがないならば、調査系の研究もある。
豚に真珠を与えるとどうなるのかを知りたいならば、真珠を作るところが一番ピークなる人間とそうでない人間がいる。
それだけの話である。