思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『ドンキ』

 

商品との対話にはドンキのプライベートブランドのものとするのが良い。
ドンキのPBは、「これはどんな商品なの?」の問いかけに、その説明文的商品名で答えてくれる。
なので、こちらもその商品に、追加の質問をしてみるのも良い。たとえ、結果的にはドラクエの街の人みたく同じ答えしか帰ってこないのかもしれないが、それならこちらの質問を相手のその説明文の答えに合わせてやるのも一考したい。

それにしても、ドンキの創設者はドン・キホーテの原作をどのように捉えているのであろうか。
作中のドン・キホーテのキャラクターとは、理想主義の夢想家と聞いている。
一方のドンキにはその理想主義なところも、夢想的なところも、イマイチ感じない。
ドンキから感じられるのは刺戟的でお祭りのような賑わいであり、安さとエンターテインメントの融合である。どこもお高くとまっているところはない。しかし、その2つともどちらも、冒険的ではある。
だったら、やはりドンキに欲しいものは、サンチョ・パンサのような理性である。
お祭り騒ぎのドンキに対して、アンチテーゼ的に理路整然とした、値段も商品陳列もきっちりしている無印良品のような一区画のコーナーが、新たな無印良品好きのドンキファンを増やすだろう。というか、もうサンチョ・パンサ無印良品だ。ほかには考えられない、考えたくもない。

やんちゃな人がよくドンキに集まるという。
否。そうではない。
ドンキに行くために、その日だけ、金髪にジャージを履いておめかしして、やんちゃになるのである。