思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『アクが強い』


アクが強いのは、人生を生きるうえでの戦略である。
彼らは、オレはオレだと言わんばかりに口をすぐへの字に曲げてオレは納得してないけどな、というのを表したり、語尾を「なのよね〜」チャルメラのように伸ばしたりするのは、生存戦略なのである。
そんなキャラクター付けされた彼らだが、生存戦略としてそれをしているのなら、いざ銃を突きつけられて殺されそうになった場合、そのアクの強さは弱まり、言われるがままに従順な顔で首を縦に振ったり、語尾強めで「ハイ!あなたの言うとおりであります!」とか言うのだろうか。
これは、テレビ番組や漫画などの作られたところじゃないところではそうそう試みる事はできないので、いつまでもアクが強い人がそうじゃなくなる方法は解明されることはないだろう。
では、アクが強い人に対して、我々ができることはないのか。

答えは、コシがある人をそばに配置することではないだろうか。
アクが強い人は、単に言えば人と合わせることをあまりしない人だということができる。
そんな人にあてがうのが『コシの強い人』であれば、その持ち前の繰り返される自己主張に対する粘り気と、弾力に富んだ返しで、その場をうまく収めることができることだろう。
あるいは、「あれ、あの人今まで普通だったのに年齢が上がるにつれアクが出てきたな」、と言うこともあるだろう。
そんなときは、あなた自身を振り返ってみてほしい。自分も、「今自分がコシがある人間になってきているか?」「歳の割にシコシコしすぎていないか?」など、アクが強くなってきた人に自分が対応できるのか。あるいは他の人のがそろそろモチモチ感、プリプリ感が育ってきているのか。
それを見極めて、人材配置が出来るのが、人間関係を円滑にするパズルをクリアするミソである。