思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『補う』


足りてない栄養は、当然サプリで補うことになるのだが、あれもこれもと様々な栄養素が欲しくなり、補うどころかそれがメインになる、ということは日常茶飯事である。
オイラにはい栄養の他にも足りてないものがある。肩幅だ。
どこからが撫で肩というのかは知らないが、トートバッグを肩にかけると割と短い時間で肩からずり落ちてしまうくらいなだらかな肩なもので、これを肩パッドで補いたいものなのだがいかんせん時代が合っておらず、そのためにはタイムスリップしなくてはならない。あるいは、何かの総統になることで肩にガードみたいなやつがついたマントをつけることくらいでしか、現代ではなで肩を補うことはできないだろう。
と、まあ身体的にもポンコツなところがあるオイラだが、いつも着ている寝間着などもボロくなっており、ついぞや股のところに穴が空いてしまった。
この穴の空いた部分を補いたいのだが、満場一致の補い方はないのか。

一つ、可能性があるのが、『マル禁』のアップリケであろうか。
もし、穴が空いているだけなら、そこから何が飛び出てくるのか、何度も視線を向けてしまうのが人間だが、そこに禁止という意味がある『マル禁』のマークが施されていたなら、「あ、禁止なんだ」と一度、目をやったらその後は見ることがなくなるだろう。
そういうメッセージを補ったアップリケは無駄なくスマートで、今の時代にあっているのかもしれない。

もちろん、『マル禁』でなくとも、『ぞうさん』や『自分の顔』などでも意味は理解してくれることだろうが、まずは今のアップリケが擦り切れた時のスペアとして準備しておくだけでいい。
何個も何個もアップリケを補っていくこと。
それがモノを大切にする気持ちを育む、第一歩なのである。