それは、相方でございます。
30代に入っても自分探しをしまくっていた『さまようよろい』(人から自分を守る意味で)だったオイラを好きでいてくれる、大切な存在。
いつだって、オイラの味方。
仕事をやめた夜も。死にたい夜にもいつも話を聞いてくれたりして。
家に転がり込んで、同棲して。
仕事をやめて帰ってくるオイラにもけっして責めないで、見守ってくれたんだよね。
本当に、ありがたい。
この巡り合わせには感謝したい。
そんな相方には足を向けて寝られない。
ほかにも、好きでもないpolysicsのライブに付き合ってくれたり。
好きでもないゴキブリの処理をオイラに変わってしてくれたり。
美容師の資格もないのに髪を切ってくれたり。
オイラのつたないビートたけしのモノマネにも笑ってくれたりで、お金以外のことはなんでもしてくれたんですよね。
なんかこう、存在が肯定されていく感じ。
社会では居場所がなかったオイラに、それを与えてくれました。
一緒に住んで3年以上経った今。
今日も同じ方向に足を向けて並んで寝ています。
たまには、相方と足の裏をくっつけ合って寝てみようと思うんですよ。
いろんな寝方が世の中にはあると思いますから。
そしたら、
「水虫が感染るからやめて!」
ですって。
今日今時分、水虫かどうかわからないのに。
足の裏をくっつけ合って、スカイラブハリケーンな気分を味わいたいのに。
水虫が疑わしいだけの皮がめくれ始めた足の裏をくっつけ合うことを拒否はされましたが、奇抜な触れ合い方をしようとしたりしても最終的には笑って許してくれます。
そんなわけで、オイラは相方に対して足を向けて寝られないようです。
p.s.足を向けて寝られないというのは最高峰の感謝の意。そんなふうに言われるようになりたい。