頭を悩ます問題。
現代の人間に生まれて日常的に「良かった〜、人間に生まれて、神様に感謝感謝!」って思うのは、食べるとき。
あのですね、オイラも色々夢を見た時期がありました。
いわゆる、『何者かになりたかった願望』ですね。
本当のオイラはこんなものじゃないはず、今のオイラは仮の姿だ、本当のオイラは、と。
そんで、自分探しに継ぐ自分探しを終えて(本当に?)今は毎日ヤクルト飲んで生きてるわけですけど、結局のところ今日を楽しむ、みたいな生き方になっているわけですよ、今のところ。
「これで良いのか?」は毎日突き上げてきてますよ、はい。
そんな中、食べること。
この時だけは全てを忘れて楽しめる。
おそらく、大多数の人は食べている時が好き、食べると幸せ、食べるために生きているんじゃないでしょうか。
加えて、日本にいると何を食べてもどれも美味しい。高級寿司屋でも、100円のカップラーメンでも、店や企業の努力によって美味しくないと感じるものは少ないんだよね。
これは、食べなきゃもったいないでしょ〜。
だけど、オイラももう中年の仲間入りに近い。
いや、もう入ってるかもしれない。
お腹周りを考えると、好きなものを好きなだけ、と言うわけには当然いかず、食べすぎないよう気をつけてはいる。
それでも、年輪を描き続けるお粗の腹回り。
糖質制限をしようか、このまま突っ走ろうか、頭を悩ましているんですよ。
・・・もう一回言いますが、日本に生まれたんです。食べ物は美味い。
オイラは自分探しをし尽くして、新しい楽しみは見つからず、楽しみは食べることより他にないんです。
食べることを制限したら、次の楽しみは何になるっていうんでしょうか。
新たにボッチャに挑戦しようか、なんて頭で思い浮かべてはその横からバーレルでケンタッキーが割って入ってくる。
もちろん、糖尿病とか太り過ぎになるほどのドカ食いをしようってんじゃありません。
ただただ、日々、日本で食べられるものを美味しくいただく、そのことだけです。
自然に食べて、自然に太る。
ありのままを受け入れる。
これが、社会に求められている気がする。
いや、そうであってほしい。
太っていることがカッコいい、みたいな。
サカゼンが小さな街にも建って、賑わうような。
何でそうならないのだろうか。
「それじゃ、巷のダイエット業者が飯食えないじゃん!」
印象操作が好きな誰かは、こんなことも言うかもしれない。
ありのままを受け入れるか、作られた世の中に流されるか。
頭を悩まします。
p.s.頭を悩ませるというのは、問題解決能力を高めることになるね。