思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

映画『スパイダーマン3(2007)』を見て。

続き物の散策目ともなると、大団円が見えてくるもの。
今作も、そのように有終の美を飾るにふさわしい作品でした。

何が印象的って『ハリーは二度死ぬ』ってこと。
なんだったら三度死んでんじゃない?ってくらい、死んだように見える演出有り。

序盤のスパイダーマンとグライダーに乗って戦うシーン。
このシーンは死にはしなかったけど、激しい戦闘のせいで記憶を無くして。

その後、ハリーの家でブラックスパイダーマンとの対決。最後は無慈悲に爆弾を投げ返されて、炎に包まれるんだけど、これは死んでるでしょ、普通に考えて。

それが、数シーンの後、火傷だけで出てきてんのね。
あ、死ななかったのね、という遡れば強化人間だからか、と脳内補足にエネルギーが必要な表現があって。

最後には仲直りしたスパイダーマンのことをかばって刺されてしまう。
ここで最終的に死ぬんですね。

何回も死にそうになったり結果死んだりしたハリーだけど最後、ピーターとMJに挟まれながら夕日をバックにこと切れる様はどこか神秘的。
最終的に思わず泣きそうになる感動シーンまでつながっておりました。

それと、今回はピーターが調子に乗ってたね〜。
それもまた人間間があって良いんだよね。
なんていうか、『普通の人間がスパイダーマンになったら』っていうのにリアリティを感じるんだよなあ。

それでいて、映像も綺麗だし、悪人の描き方も・・・今回、悪人の片割れがよくわかんなかったよ!?

砂人間。

なんで変なアリ地獄みたいなとこに落ち込んで実験されてんだ!?
あと、ベンおじさん殺したのも相棒の肩が当たったからか?力入っちゃったか?って事故みたいな表現で、もう少しうっかり感というか、「間違ってメール送信ボタン押しちゃいました」的なノリくらいな感じでよくわからなかったなあ。

でも、相変わらずの復讐心の描き方も見れて、楽いエンタメでした!