思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

家族で遠くに引っ越しする前に思い出を作ろう。何をした?【映画大喜利1000本ノック】

映画大喜利

 

 

Q.

 
家族で遠くに引っ越しする前に思い出を作ろう。何をした?
 
 

 

 

 

A.

 

大河ドラマ一気見 

 

 

 

 
 
 
 

大喜利元ネタ

 
 
若草の頃(1944)
 
 
 
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、17本目。
以下、ネタバレ備忘録。
 
 
セントルイスに住む姉妹たちが繰り広げるファミリーミュージカル。
 
活発なジュディ・ガーランドの役どころが光っていたなあ。
 
 
ジュディ扮するエスター。
 
「彼とキスしてみせるわ!」
 
と大胆な発言をし、隣人の爽やか青年ジョンをゲットしようと画策する。
幾度となくもう帰るっつってる彼と一緒に自分の家の灯りを消していく時に作り出す魅惑のシーンはなんとももどかしい。
 
これ高校生くらいの年齢で、今日初めて会話するくらいの仲なのに酒の勢いもないですからね。
 
欲しいものはつかみ取る。
 
UFOキャッチャーは台を揺らしてでも、いや取り出し口から手を突っ込んでも取り切るのが一つの幸せの形なのかもしれない、と思わせてくれる。
 
そして、エスターには5歳くらいの妹のトゥーティがいるんですが、これがこの齢にして口が悪い。
 
口を開ければ、誰々を殺す、って。
何かと殺したがるんですよね。
 
お手伝いさんや、近所のカミナリ親父や、雪だるまなど。
 
ハロウィンの日に路面電車の線路に人形置いて脱線させようとするからね。
 
みんなで楽しめるファミリー映画の様相を呈しておいて、極悪なキャラを紛れ込ませてない?
 
でも、可愛いから許しちゃう、当時はそんなおおらかな感じのノリだったのでしょうか。
 
そしてやっぱり心踊らされたのはクリスマスパーティのシーン。
 
ニューヨークに行くことになったエスターたち。
セントルイス最後のクリスマスパーティなのに、恋人のジョンがタキシードを仕立て屋に置きっぱなしで出られくなってしまい、エスターは悲しみに暮れる。
そこへ話を聞いていたエスターのおじいちゃんが声をかける。
 
タキシードをちょうど仕立てていた。美人と踊れるとタキシードも喜ぶ、なんていってね。
 
で、オイラなんかはここで、タキシードを愛しの彼に貸してあげると思ったりするじゃないですか。
 
おじいちゃんとパーティ行ってんの。
 
「あんたが行くんかい!」
 
現代日本に生きるオイラは心のツッコミ。
案の定おじいちゃんはパーティ会場でも浮いてるしさ。
 
でもまあ、エスターとダンスを踊ってるうちにクリスマスツリーで隠れた後、愛しの彼と入れ替わってるのにはときめいちゃったけどね。
 
わずか数秒でツリーから出てくるまでエスターはどんな気持ちだったんでしょうか。
ドラマティック。
 
それで、なんやかんやあって、エスターたち家族はセントルイスに留まって、楽しく暮らしましたとさ。
 
その他、めくるめくあらわれる色とりどり鮮やかな衣服の男女たちが、当時の流行感が溢れていて、ようござんした。
 
 
製作国
監督
出演
マーガレット・オブライエン