※大喜利元ネタ
■十月(1928)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、76本目。
以下、ネタバレ備忘録。
ロシアの革命を熱量そのままに、突っ走って描いた作品。
さすが、エイゲゼンシュタイン。
ワンショットの表情でキレたり叫んだり。
その印象付けが強い。
とにかく常に突っ走ってる映像。
冒頭、何かの像が縄かけられて倒されて。
それからたまになんか歴史的な装飾品が出てきて、揺れたり、破壊したり。
ロシア革命のことをまったくわからなく見ると、
「ワー!ウォー!一人の兵隊の顔アップ!ウォー!」
という印象。
全体的に説明もない時代なので、映画を通して多誰が誰だかわからない人が大量に映る中で『レーニンを探せ!』をやってる感じ。
前知識を知ってると楽しめる映画はあるけど、その先駆け的な、むしろ知らないとソ連の軍服鑑賞作品となってしまうものでした。
製作国
ソ連・ロシア
監督
グレゴリー・アレクサンダロノフ
出演
ワシーリー・ニカンドロフ