※大喜利元ネタ
■犯罪王リコ(1931)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、94本目。
以下、ネタバレ備忘録。
田舎から出てきたリコが裏社会でのしあがっていく話。
街に出てきたリコは、ギャングに入る。
一緒に出てきたジョーはギャングはやりたくない様子。
リコはさっそく能力を発揮。
自分が入れてもらったギャング団を掌握し、乗っ取る。
その頃ジョーは、得意のダンスで舞台をこなして。
あるダンサーと恋に落ちます。
この時点でもう、ギャングやりたくないっていう気が満々。
リコはその後、敵対する勢力を追い落としたりして勢力を伸ばすも、刑事フラハティになんとか悪行の証拠を見抜いてやる、と付け狙われ。
そんな中、かつての相棒であるジョーに未練たっぷり。
疎遠になったのをわざわざ呼び出して、裏の仕事を振ろうとします。
断るジョー。死の予感がします。
急いで家に戻り、恋人と街を出ようとするジョー。
しかし、逃げても捕まる、と恋人のオルガは根本解決をしようと試みて、刑事に電話。
リコたちに見つかったら殺される中で、この試みは命懸けです。
刑事たちは勇んでジョーの部屋へ。
そして、扉が開いたとき、目の前にいたのはリコとその部下でした。
リコは自分の言うことを聞かないジョーに銃を向け。
しかし、目が潤み、かつての相棒に引き金を引くことはできません。
そんで、部下が発砲。
ジョー、肩に鉛玉を食らいます。
そこで、すかさず刑事が駆け込んで登場。
リコたちは逃げて。
部下は死に。
リコは逃亡生活を余儀なくされて。
数ヶ月後、リコは新聞記事に煽られ、フラハティに怒りのTEL。
逆探知され、すぐさま車でやってこられマシンガンの餌食となり、リコ死亡。
最後はジョーが新しいショーをやるよ、ってところでジ・エンド。
どの辺が犯罪の王なのかは明かされぬまま、ギャングの一勢力の親玉の良き時悪しき時を垣間見る、そんな原石的映画でした。
製作国
アメリカ
監督
マーヴィン・ルロイ
出演
シーザー・エンリコ・バンデロ:エドワード・G・ロビンソン
ジョー・マッサーラ:ダグラス・フェアバンクス・ジュニア
オルガ:グレンダ・ファレル