※大喜利元ネタ
■民衆の敵(1931)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、98本目。
以下、ネタバレ備忘録。
悪ガキが大人になり、ギャングになり、抗争に巻き込まれて死にゆく話。
トムは幼少期から悪ガキ、女の子の嫌がることをしたり、時計を盗んだり。
幼馴染のマットはどんなことをやる時もいつも一緒。トムの親友。
二人は体が成長して、やることもエスカレート。
組織に入り毛皮を盗みに入るも、失敗。
逃げたところ、助けてくれるはずの組織のリーダーはおらず、裏切られてしまい。
その後は、別のギャング組織で今度は禁酒法の中酒を密造して店を脅し売りつけ始めます。
そんな弟の噂を聞きつけてたしなめる兄マイク。
しかし、弟トムは聞く耳を持たず。
そのうちに、密造酒のからみでギャング同士の抗争に巻き込まれ、親友のマット、死亡。
仕返しに行ったトム、大ケガ。
入院するトム。
家族に囲まれ、トムも、一瞬、反省。
マイクとも瞬間的に分かり合えたように見えて。
だがしかし、トムは相手組織にさらわれ。
マイクも本気で心配、とにかくトムの組織の仲間からの連絡を待ちます。
そして、電話は鳴り。
トムが家に帰ってくる、となり、家族は大喜び。
母親たちは新しいシーツをベッドに張りに行き。
鳴った扉を開けたマイク。
帰ってきたトムは、物言わぬ姿になってましたとさ・・・
悪童の悲しき命運を見られる実はを元にしたギャング映画。
暴力を推し進めると、収まるところに収まってしまうのね・・・
製作国
アメリカ
監督
ウィリアム・A・ウィルマン
出演
トム・パワーズ:ジェームズ・キャグニー
マット・ドイル:エドワーズ・ウッズ
グウェン・アレン:ジーン・ハーロウ