※大喜利元ネタ
■バルカン超特急(1960)
『死ぬまでに観たい映画1001本』より、158本目。
以下、ネタバレ備忘録。
列車内でいたはずのばあさんが消えたのを探し求めるミステリー。
これはテンポも良く、笑いも適度にあって楽しい作品だったね。
ただ、冒頭のギター弾いてる爺さんが急に誰かに首絞められたり(殺された?)、ホテル内でお嬢様の部屋に勝手に入ってきた男がそのお嬢様と不思議と会話を成り立ってたり、ミイラでぐるぐる巻きにされたばあさんがなぜかもがかないで安らかにしてるとことか、もうちょっとこっちに、「なんでなのか」を教えて欲しかった。
ミステリーも見応えあったし、銃撃戦もなんか娯楽的楽しみをとても感じられた気がする。
ちなみに、この銃撃戦で、不倫旅行してた男の方が、「話せばわかる」なんつって銃弾飛び交う中、列車を飛び出し相手方に歩み寄り、速攻撃たれて死んでたのにはどうしてもおかしみを感じずにはいられませんでした。
「暴力は嫌いだ」つって、暴力でことを成してる奴らに何を話すねん。
みんなそれぞれの考えあるんだから、ひっくり返せるわけでもないでしょうよ。
というわけで、スパイっぽいばあさんが銃撃戦で一人列車を離れるのだが、最後生きてて大団円ってのも、「良かったね」って素直に感じるし、スッキリ。
イギリス時代のヒッチコックのイギリス時代の作品ので、どちらかというと明るめ、ポップな作品でした。
製作国
イギリス
監督
出演
アイリス・ヘンダーソン:マーガレット・ロックウッド
ギルバート::マイケル・レッドグレイヴ
エゴン・ハーツ医師:ポール・ルーカス