思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『雨』

 
できるだけカサを持ちたくない。
小雨くらいなら、両手のひらをカサがわりにして、そのまま居酒屋ののれんをくぐって、「やってる?」と言いたいくらいだ。
かの麻雀の天才、アカギも自分の葬式で死ぬ前は「軽装・・・!」が良いと言っていた。
 
さらに困るタイミングとして、音楽フェスや旅行のタイミングに合わせて雨は襲ってくる。
フェスに参加したことがあるが、軽装主義のオイラに、シャツパンツはぐしょぐしょ、持っていた焼き鳥串の塩気は取れ、足の使い方が悪かったからか足底筋膜炎を雨にやられた。
フェス価格のアロハ風の緩めのシャツやズボンを横目に、アーティストグッズのタオルで頭を拭き、そのまま深夜までベースの音を楽しんだ、とんだ思い出である。
 
そもそも、雨が降るからこそ楽しいイベントや観光地ってあるのか?という疑問が湧いたのでググってみると、一番最初に開かれたサイトのおススメ観光地で出てきたは、グランドキャニオンで見る「アメリカの虹」である。
「行けるか!」という気持ちを抑えほかのサイトもざっと見るも、見える文字列は「雨の日『でも』行ける」という次善策的なものである。
雨が降ったら妖精がやってくる、という土地があれば、その例え見た目がおじさんでも雨の日一番の観光地になるに違いない。
 
雨の日に軽装をして街を歩きたい。それも不快なく。
ひとつだけ石田純一に学ぶことがあるとすれば、靴下を履かないことで水たまりを踏んでも足回りがの不快さが軽減されることである。