思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『信長』

 

その人その人に合っているものがある。
キムタクが昔、信長を演じているドラマを見た。ハマり役で、織田信長の「俺は俺のやり方でやる」というところがキムタクと信長とがかぶるところだ。

信長に憧れる人は多いだろう。
しかし、必ずしも性格が近い人が憧れるというわけではない。
寝ているとき蛇口の水が滴っただけでベッドから飛び起きてしまうような人や、蚊にさされたところの血の点を見ただけで具合悪くする人も「マジ信長みたいになりたいな」と思い、女体化など様々に誇張された信長が出演しているゲームをプレイしているのだ。

しかしオイラも含め、全然信長っぽくない人々は、どのようにして信長のような人間に近づけば良いのだろう?
一つの案として、度胸を持つべきところから始めるべきだと考える。
まず肖像画にあるようにマゲを結うところから始めたい。
この世に剃髪をしてマゲを結ってまで信長っぽくあろうとしている人がどれだけいるのだろう。
剃髪して、甲冑もそろえて、プリウスに乗り、モノはアメックスカードで支払おう。
この時点でだいぶオドオドしていた自分から変われたはずだ。
そのまま好きなあの子にキスをし、チキンレースでアクセル全開で崖に突っ込み、車が海に着地するギリギリでドアから脱出してみよう。
その度胸があれば、あなたはもう今川義元を破った時のような目覚めた織田信長である。

そうして心臓に毛が生えてきたなら、国会中に寝てても「考えに考えてました」と言える図太さも備わっているはずなので、政界に進出して、どこかの党の幹事長を目指すのも良い。
晴れて国の頂点に立った暁には、現代に求められている
『鳴かぬなら ベーシックインカム ホトトギス
の実現をお願いしたい。
ぜひ、働かなくもメシが食える世の中を創造して、暇ができた男どもで剃髪から始まる『1億総信長社会』を実施し、強い国を作り上げてほしいものだ。
もちろん、人には合う合わないがあるので、信長ではなく、『1億総一遍社会』として、踊り念仏で踊り狂うのもまたいいとは思うが、選択するのは清き一票を持った、皆さん次第である。