思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『パフェ』


風邪の人が食べると元気が出るもの、それがパフェである。
フルーツ、生クリーム、スポンジ、フレーク・・・全部が風邪に効くことだろう。
直接、身体的に効き目があるわけではないが、パフェが目に入ったときの、あの目を見開いた驚きの感情こそが、精神面から体調不良に効いている証拠だ。
「良薬は口に苦し」というが、パフェが薬として扱われるのなら、良薬で口に甘い、という至れり尽くせりのものということになるのである。

しかし、そんな明るい面しか見えないパフェにも、暗い部分というのは生まれてくる。
例えば、麻薬的美味しさのパフェが三食のうちの一食を占める世の中になるころには、『闇パフェ問題』も発生することだろう。

『闇パフェ問題』とは、主に路上で行われるパフェの取引の中で、そのパフェの下のなにが入っているかわからないお楽しみの部分に、非合法ドラッグや白い粉が混入することだ。
史上最高峰のデザートであるパフェの最後にスプーンが当たる部分に、さらなる快楽で魔の道の入口へ誘おうという策略をする人間がでてくる。
何も知らない、いたいけな若者たちのドラッグの入口が、この闇パフェから始まってしまう可能性があるのだ。

こういった問題がいつか起こるならば、パフェが闇落ちしないよう、今からでもパフェは健全であるものというのを根付かせなければならない。
パフェの一日署長、ボーイスカウト&パフェ、大谷パフェなど、いろいろなパフェPR活動をしてでも、あのパフェの下の隠された部分と薬物を関連させてはいけないのだ。

個人的には、パフェのその部分には、結婚指輪が置かれる文化が流行れば良いと思っている。
しかし、未婚が当たり前になったこの時代。リングはリングでも、結婚ができないことの怒りの表現として、『イカリング』が底に入っていても、それはそれでたくさんの甘いものを掘り進めて行った最後の締めの塩味として、オツである。
パフェは、人の歴史、男女の関わり方のように常に変化し続けるのだ。