思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『AI』

ChatGPTがなにやらすごいらしい。
知りたいことを打ち込むと、確度の高い答えを返してくれるということだ。
人工知能の発達はどんどん進んでいるみたいだが、そのうちAIに支配されるのではないか、ともささやかれている。
オイラとしては別にAIに人類が支配されるか、資本家に支配されるかの二択なら、どちらも実は変わらないかもしれないので、どちらでも良い。
支配層にいない立場としては、どちらがより人類のためかはわからないので、「なるようになれ」である。AIにすべてを管理されるなら、そういう世の中に慣れていくのだし、言われたことをやってればいい可能性もある。
もちろん、出来ないやつには人間ならではの温情も入らず、機械的にどんどん区別されていくのだろうが、それは逆に能力主義にもなりシステマティックになる。それはそれで良い。
さて、今のところAIはそこまでは行っていないのだが、ChatGPTというものが軒並み目に入るようになってきている。
いったい、何を答えてもらえば良いのだろうか。

それは、我々では答えが出ない問題である。
「この服とこの服、どっちが似合う?」だとか「仕事と私、どっちが大事?」とか「カレー味のうんことうんこ味のカレー」だとか「ピザって、10回いってみて、じゃあ、この部分は?」とか。
全部、ChatGPTに任せよう。最先端の人工知能が導き出した答えなのだから、相手も納得するしかない。そう、言い換えればChatGPTが答えるなら、それが相手を納得させる答えとなるのだ。
そして、もう頭の良い人たちはお気づきだろうが、これからは「ChatGPTに何を答えてもらうのがいいか」、ということをまずChatGPTに答えてもらうことになる。
そのうちにChatGPTもたくさん作られて種類が増え、得意分野など特徴、個性も出てきて、カブトムシとクワガタを闘わせるがごとく、スマホスマホを向かい合わせて、ChatGPT同士で論争をして勝ち負けを決める、そんな相変わらず人間の競争欲を丸出しにした大会が出てくるかもしれない。

やはり、少し愚かな我々は、早くAIに支配してもらったほうが良いと思った次第である。