思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『トイレ』

 

『なあなあ力』も、持っていたほうが良い。

うちの兄の家のトイレは、危険な香りがする。正体は強烈なカビ臭だと思われるが、タンク部に巨大なマリモサイズのカビの親玉がいるのだろう。セボンができることの範疇をとっくに超えている。
数年このままにすると、このマリモは妖怪化してしまうかもしれないが、この間行ったときも同じカビ臭がするので、もう自我が芽生ていても不思議ではない。
こういうことは、早めに業者を呼ばないと、依頼する連絡先が妖怪ポストになってしまうのである。
でも、まあ『なあなあ』になる。

トイレのトラブルはまだある。
先日、うちのトイレの便座が割れてしまった。初めてのことである。
なんだか自分の歯がかけたみたいで一抹の寂しさも感じる。
ここで、普通の家なら便座を変えるにあたって、ついでにウォッシュレットに変えた方が良いんじゃないの論争が起きかねない。
しかし、我が家にいたってはとりあえずガムテープでぐるぐると巻いてそのまま、使用している。
便座にカバーをすると、違和感を感じなかったからだ。
『なあなあ力』はここぞとばかりに発揮されたのである。

『なあなあ』にすることが増えれば、やりたいことに一極集中することができる。
『犠牲力』とも言ってもいい。
しかし、多分にもれずオイラは特に何かに向かうこともなく、『なあなあ』で割かれなかったエネルギーを遊ばせながら部屋でロッテなり日ハムなりを寝っ転がりながら応援している。
そう、まだ何かやりたいことを見つけてない人間は当然のことながら『なあなあ力』が上がり、オイラはまだ本気出してないだけ、おいらの戦いは始まったばかりだ、となるのだ。
オイラは、今年41歳を迎える。