思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『買い間違い』


完璧な人間などいない。

同じシリーズのヨーグルトを買い間違えることがあった。
パッケージが似ていてパッと見わからないのと、欲しかったのが『脂肪ゼロ』で間違えて買ったそれも『脂肪ゼロ』と書いてあったからだ。
なお、購入した方は「甘さ控えめ」「カロリーオフ」と書いてあったりして、糖分が入っているようで、オイラが欲しかった糖質もゼロのものではなかった。
気づいたときにはすでにパッケージが開いて返品できる状態ではなく、せつなく遠くを見つめることになったのである。

にしても、欲しい物が得られなかったもどかしさにあえぐのは、さけたい。
味のベースが一緒だからといってそのシリーズのエッセンスのちがう、手に入れたいものと違うと、目が充血、鼻息荒く、喉の奥が熱くなり、人→鬼化が進むような気になってしまう。
なんだか、カニだと思って食べたタラバガニはじつはカニではなくヤドカリだった、というと騙された感じがするのに似ている。
この場合は、そのタラバガニが水っぽいか、ちゃんと身が締まって美味いかで、詐欺罪が成立するか否かが180°変わるのだが。

今回のように食べ物の買い間違いを買い間違いにしないために、雑食の友達、知り合いが一人でもいるとと良い、と心底感じた。
もしくは、雑食の植物でも、クマでも、のんならブラックホールでも良い。
そのものがそれを食べて成長することを願えるものに、間違って買ったヨーグルトを半値で譲りたい。
半値というところにおこがましさを感じる人もいるだろうが、タダでもらったものは自分を成長させないと聞いたことがある。
それに倣ってるだけなのである。

そして、成長した姿を見せてほしい。
「ワシが育てた」と言いたい。

そうなれば、みんながみんな、それでハッピー。
間違って買ったものも無駄なく人を育てられ、自分が育てたと口で言える。
まあ、人生の選択がほぼ間違いだらけのオイラが言うのは説得力ゼロなのであろうが。