思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『保険』


よく言われることだが、保険は身体が悪くなる方に賭けるギャンブルである。
ちなみにオイラは健康体でいることを目指して生きているので、保険に入る気はないしそんなお金もない。
巨大ビルの外壁に保険会社の前が堂々と君臨しているのを見ると、胴元儲かり過ぎじゃね、となって払う気がしなくなるのである。
しかし、安心感を得るということを商品化した保険業というのは、人間の『儲けたい』という気概をヒシヒシと感じてたまらない。
何が起こるかわからない、という心理をカバーしたアイデアには、そのアイデアが固まったであろう時から数十年以上経った今でも唸ってしまう。
条件も事細かに設定されていて、実際支払われるかわからないかどうかも、きちんと儲けを減らさないよう、無くさないようになっている。あとは、その精神を叩き込んで従業員の心を鬼化させるだけだ。

こういった形式の保険はオイラは入ったことがない。オイラはオイラの理想の保険があるのだ。
それは『真心の通わせあいによる助け合い保険』だ。
人と人による真の保険、と言っても良い。
それはどんな保険かというと、財産のありそうなおばあちゃんに対して、献身的な介護をして、代わり自分がなくなったときに、自分の遺した家族をその富豪ばあちゃんに助けてもらう、というものだ。
おばあちゃんは真の真心に触れ、いつも感謝をし、こちら側も死んだらおばあちゃんが受けた愛情を金銭に変え妻娘を助けてくれる。
きっと、おばあちゃんは曇のない誠意を受けストレスがなくなり、150歳まで生きるだろう。娘に子供ができても助けてもらえるはずだ。
心と心が通い合えば、向かうところ敵なし不安なし、なのである。

一応、ひとつだけ言わせてもらうと、オイラはギャンブルをやってみたい、と思う瞬間が年に2度ほどある。
その時に、保険の営業がやってきたとき、オイラは競輪か競艇をやっているタイミングであれば、正々堂々と邪見にできるというものである。