思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『太陽』


■太陽

太陽は恨まれない。
例え、親を熱中症でその命を奪っても、もっと極端にいえば焼き殺したとしても、だ。
人間にも、太陽のようなまぶしい存在がいたりして、そういう人種は多少の迷惑をかけても恨まれづらい。
太陽であることは、恨まれず、うらやましがられる。
そりゃ、どこかの土地では神として扱われているのだ。嫌われようがない。
しかし、そんな常識を打ち破り、太陽に親を殺されたら太陽を恨む者も現れれることだろう。
その太陽を恨むものも、そんな彼が太陽の弱点を見つけようと太陽を調べれば調べるほど、その過程で虫めがねで太陽の表面をくまなく見てやろう、という気になってしまい目をやられ、「太陽にそのデザイン性が近いかも」とひまわりの種を食っては腹を壊し、忍び行ったライオンの檻に手を伸ばし指を食いちぎられかけ、苦労してなった宇宙飛行士で太陽に近づこうとも宇宙に出たらほぼ太陽がどこににあるのかわからなく、全然復讐は果たせないのである。

どうあがいてもどうにもならないからこそ、みんな恨まない。みんな利口だ。
しかし、もし諦めない心があるならば、『ゴジラ対メカゴジラ』のように、メカ太陽を作り上げ、その人口太陽の力で恨みを晴らすことに望みをかけ、第二種電気工事士の免許から取り始めることが、彼にできる唯一の方法である。