思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『ハラハラ』


授業中に居眠りしているクラスメイトがいるのは珍しくない。
しかし、それが激昂しやすい先生の授業で、寝ているのがイビキをかいていたらどうだろう。
きっと、ハラハラするのではないか。
そして、自分に直接関係はなくともハラハラは、心臓に悪い。

ちなみに、今まで一番ハラハラした映画は『マジックアワー』のデラ富樫がマフィアのボスの前でシーンだ。
ナイフを舐めながら自己紹介をする富樫にハラハラしつつも笑ってしまい、「す三谷幸喜氏はすごいことをしてくるなあ」と何度も思わされたものだ。

そして、最近のハラハラは、もっぱら『田中正義』。これまた、別の角度からのハラハラだ。
まず、日ハムの試合で彼は、僅差で勝っていなくては9回にクローザーとして出てこないので、まず登板するかまでハラハラする。さらに、7年間不運に見舞われ登板機会がなかった田中正義が、きちんと試合を締められるか、ハラハラ。実際、ツーアウトで同点に追いつかれ、延長戦で負けてしまったこともある。
そして、田中にはもう一つ、大きなハラハラがある。
田中正義はスマイルをモットーとしているようで、これがアウトを取ったときだけでなく、フォアボールを出したり、相手に打たれてもスマイルすることがある。
そんな彼への理解のなさが球場を包みこまないか、周りから何かしらの攻撃がないか、オイラは常にハラハラしてしまうのだ。
田中は、スマイルすることでプレッシャーを緩和しようとしてるのだろうが、相手チームにしたらフォアボールを出したのにニヤニヤされたら、かなり引いてしまう人間も多いかもしれない。
しかし、オイラはそんなハラハラさせられる田中の、いや、させられるからこそ、田中正義のファンなのだ。

人とはスリルを味わいたいものだ。
ファンだったら、それが含まれてることをむしろ喜んで応援することが正しい姿勢なのである。
そう、ハラハラは正義だ。