思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『弱点』

 

点どころか、面、『弱』3Dなところがある、オイラである。

弱点はたくさんある。
整理整頓ができない、飽き性、疲れやすい、水虫、インキンタムシ・・・弱点の克服への道のりは遠い。
弱点が親しみになる、という慰めを支えに日々生活をしてはいるが、母親以外にこれらの弱点を愛してくれる、そんな奇特な人はどこにいるのだろう。

真っ先に提案されるのは、人づてに様々な商品を友達家族に紹介するビジネスを展開している、有名無実なツリー組織である。まだるっこしくしないで言えば、マルチ商法の組織だ。
彼らの仲間に入れば、コンプレックスのある自分を肯定してくれ、褒めて延ばしてくれ、とても居心地良くしてくれるのである。
実質の料金は、ほぼ全財産。
なんだったら「ここが踏ん張りどころだって!みんなで夢、叶えよ!」と、借金もさせられるのだ。
なかなか、高い買い物である。
さらにいえば、男性である時点で騙されづら・・・もとい扱いづらいと思われて、こういうマルチにすら誘われない場合もある。
ならば、男性の弱点はどのように海象すればよいのか。

答えは、爽やかな風を吹きすさばせること、である。
食べてるときや寝ているときにはそういった弱点のことは特に考えてないこともあるが、食べ終わったらまた考えてしまうし布団に入ると朝まで考えてしまうこともあり、なかなかコントロールがなかなかできない。
そこで、ドアを開けたら爽やかな風が舞い込んでくる状況づくりの出番だ。
風を浴びている間、コンプレックスが小さなことのように思え、気持ちがぱっと明るくなる。
それをドアの開閉で調整できるのなら、何事かあったときに、「俺には『爽やかな風』があるんだ!」と心が勇気を取り戻す。

他にも、弱点の克服方法はある。
だらしがないのなら、今までやろうと思って2週間後くらいに処理していた鼻毛を切るのを一切やめて、ギネスを狙っても良い。
疲れやすいのであれば、おんぶしたがってる人とバディを組んで登山家を目指し、飽き性というのであれば息を吸うことを極めれば良い。
弱点こそ、人生なのである。