思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『カフェイン』


カフェインが無ければ、人は目覚めない。
そのことを、寝不足気味の世の諸君は感じ取っているはずだ。
カフェインを飲んでは目が覚めたり、ときに具合が悪くなっているオイラは未だにその成分が敵か味方かの判別は難しいが、世の中のあらゆるところの市民団体、人権団体が誰かがカフェインを取ることによってあらたに目覚め、その意識高い系団体の種がムクムクと育っている。
しかし、このままだと次第に、『アリを人間と同じく扱え』だの『生まれてから死ぬまで一切筋力を使わなくて住む世の中にしろ』だの、目覚める団体が多すぎて困った事態になってしまう。
そうすると、どうなるのか。

国は、すべてのカフェインをカフェインレスに替えてしまうかもしれない。コーヒーはもちろん、エナジードリンク、緑茶、紅茶もだ。国民というのは、目覚めさせるとなにかと都合が悪い。
しかし、目覚めていてほしい人たち、つまりオーバー65歳の年金をもらっているような人たちのみ、カフェインを積極的に配布することだろう。
働き手はいないのだ。
国としては、年金世代にカフェインを摂ってもらって、シャキッと元気にイオンの鮮魚売り場あたりで働いていてほしい。
さらには、もし働きに働いて永遠の眠りにつこうとするときには、寝かせねえよ働け税金払えとばかりに、今までカフェインレスにしていた分のカフェインを、ザオラルで低い確率で生き返ることを願うかのように、その遺体に注入し、これが意外や意外、目が覚めてしまう、みたいな死ぬことすら許されない世の中になっていくことの懸念はある。

この国は、ぬるま湯につかさせて、目覚める人を抑え込んでコントロールしようとしているフシがある。
しかし、人々が目覚めているなら、むしろ活力があり、人が人を思いやり、そこから活力がわき、他国に怯むことのないエネルギッシュな国になるはずだ。
なのでまず全国民の目覚めのために、国策として毎朝エナジードリンクを玄関のエナジードリンク入れに入れてもらえるよう、国に訴えかけられる仲間を作るしか無い。
ここに、新たな団体を作りたい。