思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『不安』


ある不安から、検索魔になることになった。
そのある不安とは、妊婦が妊娠初期にアルコールを摂るとどうなるか、ということだ。
この日のオイラは相方が昼食に「冷たいざるそばが食べたい」ということで、近くのドンキでそばを買ってきて、それを茹でていた。
その間に相方が「めんつゆがない」と言うので、家にあるもので作ってしまえ、ということで、醤油、料理酒、みりん風調味料、ほんだしを分量を計り火にかけ、即席でそばつゆを作り上げた。しかし、いざそばを食べようとすると、そのそばつゆでは温かすぎる。必然的に氷を入れることになり、そうすると、味は当然薄くなる。
そこでオイラは、薄くなったそばつゆの味を濃くしようと醤油だけでなく、みりん風調味料、そしてこれがこの日絶大な不安を招くことになった料理酒を直接非加熱で大さじ1/2ずつ入れてしまったのだ。
たしかに、味は美味しくなった。美味しくなったので、オイラなんかはそばを食べ終わりそのそばつゆを飲み干してしまったほどだ。
しかし、飲み干し終わった後、首から上にアルコール成分の火照った感覚がほのかにあらわれた。
それでおそるおそるさっき使った料理酒の成分を見てみると、アルコール度数は13.5度。
その数字を見るなりオイラはほろ酔い気分が進み、取り憑かれるようにスマホ検索の沼にハマっていったのである。

料理酒を煮切もせずにざるそばのつけづゆに使ってしまったこと。
どうにかなかったことと同じであってほしい、という願いをもとにスマホ検索魔となり、相方から「何調べてるの?」という声にも心配をかけないために曖昧な生返事しか出来ず、調べに調べまくる。
ついには、お風呂にもスマホを持ち込んでしまい、相方に「こら!何やってるの!?」と浮気を疑われる始末となったのである。

普段、相方が妊活の不安から検索魔となっているのをオイラがたしなめているのに、自分がちょっと不安なことがあったら相方以上の検索魔となっていたのだ。
ただ、こうして相方に怒られたことで、心配をかけまいとして伝えていなかった『料理酒アルコール問題』を正直に伝えることになり、そのおかげでオイラの不安は霧が晴れるように消えていった。
実際は、そのあとにまた不安がぶり返し、医師が質問に答えるサイトに課金をして今回の事例に近い回答をくまなく見尽くしたり、論文なんて見たこと無いのに関係しそうなものを見つけて翻訳してみたりして安心していき、段々正常な状態まで戻したのである。

今回の件で、気持ち新たに、アルコールは、オイラのところまででしっかり食い止めよう。
そう思い、眼の前にある元凶の料理酒をチビリとやっているのである。