思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『帰宅後』


帰宅後というのは、何をしてもいいし、恥じることはない。メシ風呂酒は当然のことだし、男でも趣味でポールダンスをしようが、セーラームーンのコスプレをしようが、人に迷惑をかけすぎなければ、何をしても、正しい。
そのなかでも、とりわけ「帰ってきて良かった」と思えるのは、『拝める』ことだ。
職場では、基本的に拝んではいけない。人にサービスすることや、同僚と強調し合いながら仕事を回していかなければならないからだ。拝むなら、トイレの個室に入ったり、物陰に一度隠れたりしなければならない。
しかし、家に帰れば、牛の睾丸でもラランポッタ教教祖でもなんでも、拝み倒すことが可能だ。自分の心の赴くままに、信心すれば良い。

そして、拝むという言葉は同じでも、ただそれを見る、という意味合いで拝みたいものもある。
オイラは、帰宅したらいつも炭酸水が敷き詰められている冷蔵庫を拝んでいたい。
飲まなくても喉に強烈な刺激が来るように思えるのが良いのだ。

しかし、一般的には神仏のような何かを誰の目も気にせず、拝み倒していたいものなのだろう。
そういう人達は外にいるときでも、鏡でノドを見る。
携帯式のノド仏ならば、いつでも拝める。
仏教はそういった点でお得なのである。

新婚だったら帰宅後に拝むものは決まっている。
あるいは、新婚じゃなくなったとしても、きちんと拝めるか。
それが夫婦円満の秘訣である。