思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『リアクション』


リアクション芸人の市民権を得るまでの期間というのは、人に新しいものを植え付けるのにかかる時間長さを感じさせる。
出川氏や上島氏が切り開いた道への功績は計り知れない。
あそこまではいかなくとも、日常レベルでもリアクションというのは大切であり、人と人を近づける。
どんなにスカしていても激辛カレーを食べたときに言ってしまう「から〜!!」や、小指をタンスの角にぶつけたときなども「いっっった!」と言い悶絶するリアクションをすることだろう。
それらがどんなにダサい人間だろうとカッコついてる人間だろうと同じであり、そこから共感を得られ、いずれは無二の親友になっていくのだ。
しかし、そんなリアクションの種類の中でも、不要なものがある。

それは、神がかったリアクションである。
いちいちその辺の店のうどんを食べただけで「これは!」なんつって、本当に背中に雷が落ちたり、天にも昇る心地のなめらか濃厚プリンを食べたときに起こる、魂が抜け頭に輪っかがつくリアクションなどは特に高齢者がやると危険極まりなく、ついていけない。行き過ぎたリアクションなのである。

そして、リアクションとは共通のもので共感できれば親しみを持てるのだが、人の好みも様々であり合わせすぎるのも疲れることだろう。
たまには、ししゃもやいわしを食べた時に死んだ目をした魚のような顔をするリアクションで息抜きをするのもいいのではないだろうか。