思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『飲んべえ』


飲んべえだらけの水泳大会があったら、どうなるだろうか。
プールの水割りを水泳帽で飲み続け、騎馬戦もポロリもなく、泳ぐのは目だけ、になるのである。

しかし、飲んべえは羨ましい。
基本的にはお酒が強く、酔いの気持ちよさが長く続く印象。オイラのように割と早く眠くなったりゲロを吐いたりしないで、お酒の良い部分が続く人たちは、人生の半分を得している気がする。

彼らはお酒がとても好きなはずだ。
好きだからこそ、酒をふりかけて体を清めたり、酒で傷口を消毒したり。
そして、彼らにとってお酒はガソリンなのだろう。
だったら、こんな商品はどうだろう。

酒で動く車、だ。
好きお酒で動く。もちろん飲みながら移動ができる絶対事故を起こすことのない自動運転の車だ。
自動運転レベル6の車は酒がガソリン代わりにすることで完成する、という一大センセーショナルを起こした世の中。
買い置きのお酒がいざとなったらガソリン代わりとして、ガス欠ならぬ酒欠した車を動かす。また、車自体も酔っ払って良いように、世の中にクネクネの道があふれかえることだろう。蛇行運転が普通になる。
そして、そのうちにそのテクノロジーほ車だけでなく、電化製品も酒で動くような発明がされて、さらにはそのコストがとても安いことが判明し、世の中は『酒化製品』でごった返すことになっていく。
酒レンジ、酒カーペット、酒歯ブラシ。酒泡だて器、酒式酒燗器、酒茶漬け。
それらの商品はみな左右にゆったり揺れ陽気な動きでその仕事を果たすようになっており、それらを見てるだけで北欧の酒場を思い起こさせる。
そして全てのエネルギーはお酒となり、酒好きが待っていた世の中になるのである。

え、なに、これを書いているオイラ、酔っぱらってるかって?
安心してください。お酒は飲んでいませんよ。
ただし、オイラは麦茶でも酔えるんです。
それは、先ほど、950mlほど、飲み、まし、た。