思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『すそ上げ』


ズボンを買うと必ず襲ってくる、若干情けない作業、それがすそ上げである。
ズボンを買うたび毎回、自分の足の短さを意識せねば、履きやすいものは履けない。
この間、ズボンの裾上げを頼んた時、11.5cmもの長さを裾上げをされた。大きめのダボハゼくらいの長さだ。そのことは、大きなため息をさせられることから逃れられない。
そして、世の中には生まれてから一度もズボンの裾上げをしたことがない人も存在るするという。オイラの股下と彼らの股下とは、オイラが缶ぽっくりに乗ってやっと同じになるのである。虚しさを禁じ得ない。
どうにか、足が短いことで何か良いことはないものか。

あしながであることにより寄付を求められる、ということがないことである。
おじさんで足が短い、ということは、当然ながら『足長おじさん』ではない。
ということは、あしながのおじさんに求められる「お前、あしながおじさんだろ?ちょっと寄付金寄こせよ」ということがない。
足みじかおじさんは、寄付をせずその分、好きなことにお金を使える。
シークレットシューズを買うもよし、無調整牛乳を樽で買っても良い。何に使うも自由だ。

とはいえ、足が短いことのメリットは、なかなか見出しづらい。
「足が短いと、鳩につつかれづらい」「足が短いとクリープを入れるのが上手い」など、都市伝説で、いかに足が短いとプライドが満たされるか、の情報操作をしていきたい。