思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『腹ペコ』


うちの犬が、犬用のカリカリご飯を頑なに食べない。
人間の食べ物の味を知ってしまったからである。うちのニコちゃんはすぐ下痢をするので、決まったアレルギー用カリカリご飯を食べないといけないのたが、レタスやとうもろこしなど、犬が食べても大丈夫と言われるものを食べさせると、食べてほしいはずのカリカリご飯を一切食べない。
なので対策としてそれらをあげるのをやめて、時間を決めてカリカリご飯を出して食べなかったら回収し、カリカリご飯を食べたらおやつをあげる、という方法を実施しているのだが、それでも食べず。
ニコも腹ペコなはずなのだが、、、一度生活レベルを上げると、落とせないということなのだろう。
しかし、オイラは、悲観的に見ていない。
なぜなら、腹ペコであることには勝てないからである。
腹ペコである時、まず何も考えられなくなる。そして、人によっては狂暴化、パン一つを奪うために戦争になり、お腹と背中がくっついていくのである。
だが、腹ペコは良いことも我々にもたらす。
腹ペコ状態になると、何でも美味しく感じるのだ。
そうなると、卵のから、バナナの皮、革ぐつ、いざとなれば、なんだって食べられる。
オイラの場合、世の中のためにその極限の腹ペコ状態に使って、一番食べなくてはならないものがある。

それは、アイスに乗ってるミントの葉や、刺し身パックの紫蘇や大根、キャベツやレタスの芯に近いの部分である。オイラはどうにもSDGsの意識が少ない。それをカバーしてくれるのが、腹ペコなのである。
慣れてくれば、捨てていたスイカの皮やサンマのはらわたや目玉なども進んで食べる力を身につけることだろう。

ちなみに、腹ペコになるために一番良いのは、ヨガの修行であろう。数日間、インドへ行き、水と酵素ドリンクのみでまずは軽い修行をしてみると良い。
飛行機に乗ってる間から、お腹を凹まして、背中とくっつける意識をする。
それが、食べ物を無駄にしない、SDGsの始まりである。