思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『全国区』


ローカルタレントからかつてないほどのスター街道を歩んだ大泉洋だが、今でもオイラにとってはローカルタレントであり、全国区のバラエティなんかで大泉を見るとなんだか小っ恥ずかしい。
演技も評価され、役者として見ていても人気が出る理由もわかるっちゃわかるのだが、なんだかオイラにとってはいつまでも地元のお兄ちゃんのように思えて仕方なく、全国区のテレビタレントと絡んでいるのを見ても、違和感が未だに残るのである。

そんな全国区タレントをしり目に、地方で頑張っているご当地タレント、さらには『ご当地アイドル』『地下アイドル』というのもいる。知名度は当然ながら全国区に比べて低いが、アイドル需要に乗っかって、地方で有象無象が湧き上がり、応援してくれる人たちのために日夜頑張っているようである。さらに、全国区のアイドルではなし得ない、密接密着ファンとの交流があったりして、それがまたうれしはずかし物語の形成がされ、ファンの応援が深まっていく。めくるめくローカルアイドルの世界だ。

一方、全国区アイドルはどうか。
テレビや大きな会場でのライブ、多種多様なお仕事、周りも名の知られた有名人。きらびやかな世界である。ただし、全国区は目まぐるしく忙しく、スケジュールらびっちり。
そのあたりはご当地アイドルたちとは一線を画す。
なので、そんな世界に疲れるアイドルも一定数いるだろう。ご当地アイドル、地下アイドルくらいが良い。そんなふうに思う人たちもいるはず。
そんなときどうしたらよいのか。

エグい下ネタである。
どんなに可愛くても、踊りや歌がうまかろうと、もう全国区ではやってられない。
そんなときには、とにかく下ネタを放ちまくるのだ。
コンサート会場、生放送、とにかく聞いているファンが耳をふさぎたくなるとてつもない下ネタを付きまくる。
もう、MCや他の出演者の話なんて聞かないで、超絶美人で歌唱力抜群なのに、意味なく「ドデカミンドデカミン」とずっと会話を成立せずに散布するのだ。
そのせいで、「もうお前、うちのグループにに席ないから!」となり、晴れてご当地や地下アイドルにその身を置くことができ、都会の喧騒を離れ森や山などの大自然の中で生活をしている高齢者や家族連れ相手に、採れたてのさつまいもを食いながら、気張らずにお茶をすすりながら活動できるのである。

さらにいえば、いくら全国区からご当地アイドルになったからといって、知名度が一度上がってしまうと、時間をかけずに落とすのは大変だ。
そういった場合、「私は私!」と政治的発言やたっくさんし、少しファンを減らして活動を穏やかにするのが、まったり余生を過ごす秘訣である。