思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『かりあげ』


アニメ『かりあげクン』のエンディング曲は素晴らしい。
「きみのおかげで、ねえ、かりあげクン、僕が僕で良かったなんてね、ほっとするね」だと。
ロックテイストの曲調で、かりあげクンのことをナチュラルにディスっているのである。

そして、最近、オイラも美容室でかなり刈り上げてきた。うなじやもみあげを刈り上げられると、気持ちもスッキリ、髪もスッキリ。
しかし、もう一つ、もう一つ何かが足らない。そして何かが起こる気がする。
寸分の狂いもない、ベストな刈り上げに仕上がった際、いったい何が起こるというのだろう。

時を同じくして、刈り上げていた跡があるネアンデルタール人クロマニヨン人の化石が発掘されたりするかもしれない。
いよいよ、時が来た、というわけだ。
完璧な刈り上げが現代に現れるのとリンクして旧人類と新人類の新たな歴史的証拠が世に現れるのだ。
これが発見された場合、数万年前から刈り上げは人の身だしなみに大きな貢献をしてきた、という歴史がはっきりとする。
そして、オイラとしては刈り上げた跡のあるネアンデルタール人と、刈り上げてないだろうネアンデルタール人の骨密度を測って欲しい。
より健康で豊かな生活せいかつを送っているのはどちらか。
教えて欲しい。

本当はベストな刈り上げが決まった瞬間には、その美容師が4連休もらえたり、モルディブ旅行が当たったりした方がモチベーションも上がることだろう。
それが無理ということなら、やっぱりオイラは、その美容師をたたえ、かりあげクンのもう一つの名曲、オープニング曲の『夜の銀ギツネとたぬき』をお送りしたい。
馴染みの美容師のおばちゃんとデュエットで美容室内にいる人々にお届けしたい。