自分が不機嫌のうちにやっておきたいことは、栗の皮むきをして冷凍保存することである。機嫌がいい時では、栗の皮を剥く力が足りない。不機嫌エネルギーを爪を立てることに使い、何十、何百の栗を裸にしていくのが、その正しい力の使い方である。
歯が痛い、女の先生のことをお母さんと言ったことで笑われた、アトラクション3時間待ちなど、世の中はイライラで包まれている。そんな理由で不機嫌になる人が多いが、そこには１つ大切なことが抜け落ちている。
そんなふうにイライラしてしまうのは、日頃からパフェを食ってないからである。
そう、週に4、5回びっくりドンキーのチョコレートパフェを食べていれば、多少嫌なことがあっても、直近のパフェを食べた記憶を蘇らせれば瞬時にその感情は消え失せる。
それだけのリカバリー力を、パフェは持っているのだ。
「毎日なんでそんなにニコニコしているの？」っていう人が周りにいることだろう。
その人の口の周りに生クリームが付いていないか？おしりのポケットから出ているファミレスのレシートにフルーツパフェの購入履歴が印字されていないか？
もし、そういう痕跡がない場合、「もしかして、この人の場合、いちご大福じゃないか？」と疑ってみるのも良いかもしれない。
