思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『孤独』


女性物の洋服売り場に佇んでいると、孤独感を感じてしまう。
将来、孤独死するだろうとの予測をギリギリのところで相方に救ってもらったオイラは、彼女の買い物に付き合うことは欠かさない。
なので、女性の洋服売り場付近にも金魚のフンのようにくっついていくのだが、これが興味がないのでそこにいると頭が働かなくなり、スプレー噴射された蚊のように活動力が弱まってしまうのだ。

孤独とはそこらここらに散らばっている。大多数の人が共感し合っているのに、自分はそうではないときなどに、孤独感に苛まれることもあるだろう。
そんなとき、その孤独な彼を見ている人たちはどう感じているというのだろうか。

それは、孤独な人のことを半透明であるかのように思っている可能性が高い。
人は見たいものを色濃く見るようにできていて、それ以外はあまり認識しないようにできているようだ。
ならば、この半透明状態を利用して、やるべきことがある。

それは、御仏メイクが生きるような御仏衣装に見を包むこみ、仏さま目線を鍛えることである。
孤独の最大限の活かし方は、仲間が多い人と比べて、しがらみなく仏のように様々な視点で見ようとする試みができることである。
孤独なら、人とは、生きる事とは、などを考えまくって自分なりの一つの悟りめいたものが開ける可能性がある。
しかし、考えすぎると迷宮に迷い込んだように理由が分からなくなってしまうことも。
まずは格好から、アルカイックスマイルが似合うような御姿で気張って頑張って、肩に力を入れてみたりして、やってみよう。
孤独な人は、ちまたのやり方に習う必要はなく、思うがままで良い。

オイラは、仏に敵はいないように思う。
マリオが一度敵に当たったときに半透明になり無敵になるように、孤独な人は他人から半透明に見えると言われればならそれは無敵なのだ。
とりあえず、孤独になったら微笑みを忘れずにいたい。
今日にだって悟りを開き、何かしらの特殊な光などを浴び仏として固まれるような、その瞬間を誇れるようなアルカイックスマイルでいたい。