思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『コロッケ』


コロッケ、という言葉が、食べ物より五木ひろし岩崎宏美を思い浮かべるようになって四半世紀は経つだろうか。
食べ物とモノマネのコロッケ、オイラはどちらも好きである。
さて、オイラは揚げたてコロッケは好きだ。しかし、おかずにはならない、ご飯のお供としては成立しないバリエーションのコロッケはどうもイマイチ・・・おそらく、同じ思いの方も多いのではないだろうか。
普通のポテトコロッケがギリギリのラインで、カレーコロッケはそのラインから少し外れる。かぼちゃコロッケや、野菜コロッケなどはもうオヤツ感覚になってしまうある。
商店街などでの買い食いにはピッタリなのだが、もう一歩、革新的なシチュエーションはないのだろうか。

25mプールのあっち側とこっち側にホットスナックとして置くのはどうだろうか。
コロッケは揚げ物である。腹が減ったら食べたくなる性質のものであって、当然大盛りのチャーハンを食べたあと酔っ払ってゲロした後は食べる気がしない。
そこで、プールだ。
泳げばお腹が空くので、プールの端と端の飛び込み台をホットスナック置き場にして、常にオヤツタイプのコロッケが食べてエネルギー補給ができるようにしておくのだ。
そうすれば、すぐに泳いでいられるし、泳いだカロリーでまたオヤツコロッケを食べられる。
休憩時間がなければ、あやうく永久機関となるところのシチュエーションなのだ。

しかし、コロッケを食べたあとの手についた油はいずれ、それと同じくプールを汚すことだろう。
だが、どうせ汚れるならと、プールでおしっこをするのは全く別問題だ。
なぜなら、コロッケの油には食欲そそる香りが微量とはいえ、備わっており、ポジティブになれる社会貢献感があるからである。

しかし、もし仮に、そんな油がかすかに漂うプール内でおしっこをしてしまうような人がいるとしたら。
それは簡単に判別は可能だ。
その瞬間その人はきっと、コロッケのモノマネ時の美川憲一のように口の端があがってしまっているに違いない。