思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『ダンサー』


個人的に、リアルに竜巻旋風脚ができる可能性があるのは、空手家よりバレエダンサーだと思っている。
1930年代のエレノア・パウエルというダンサーがクルクルとその場でブレずに何回転もしている動画を見て、その可能性を感じたのだ。
それにしても、ダンサーというのはすごい。「人間は、ここまでできるんだ!」という感動をもたらしでくれる。

疑問がある。
普段ダンスをしない人、あるいは人以外でもダンスをすることで心を揺さぶってくれることはあるのだろうか。
火星人。タコのような腕がゆらめいてるが、キレしだいか。
激しい運動をしたら死ぬ人。その儚さが勝負。
オランウータン。某アニメで実写化されていてなかなか楽しいが、本物だと途中でウンコは投げないで欲しい。

しかし、日本で言えばダンスという文化が最近は学校の授業に取り入れられたとはいえ、まだまだ発展途上である。
そういったダンスをしない一般的な人が真剣に踊る瞬間があるのだろうか。

それは、かつえ昭和の時代にあった。
『野球拳』の「アウト、セーフ!」のところである。
あそこだけは、全生命力をかけて踊っていたひとが、日本の男性でも相当数いたのだろう。
「あと1枚、あと1枚で!」といった気持ちが、最初は楽しくやっていた野球拳のその性質を変えるのである。

 

実は真剣に踊れるステージはもうすでにある、ということを気づいておられる方もいることだろう。

そう盆踊りである。年々外国人にも人気が出てきたこの盆踊り。

子どもの時に適当に踊っていた人は、ぜひともこの海外勢注目の日本の踊りに賭けてみてほしい。もっと、海外の人々を楽しませていけるはずだ。そうして、いつしか日本人と外国人との間の垣根は取り払われて、新しいものがそこに生まれる。

 

盆ダンサーの、誕生である。