思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『四角い何か』


電車に乗っていたら、幅5cmほどの『四角い何か』が、その車両の端に落ちていた。
こういうものを見ると、何かしらのテロを疑い、薬物や爆弾、はたまた何かの呪いの装置ではないかと考えてしまう。
特徴がないか見てみるが、厚みは1cmに満たず、ボタンっぽい金属部分があったりして、ベルトの金具のようにも見える気もするが穴は空いてない。
それなら、どこかのパーツなのか。ベビーカーの?リュックサックの?
それとも、現代アートのために作られた装飾の一部分で、本当に何の意味もないものなのだろうか。
とどのつまり、知らないものがあるということは不安につながる。
こういうとき、この『四角いなにか』について、どのように対処せればよいのか。

それは、「今日の占いカウントダウン」を確認することである。
自分の星座の運勢は何位だったか、よりも、今日のラッキーアイテムが『四角い何か』じゃなかったかどうか、確認するのだ。
もし、そうだったら、それは拾っても大丈夫だろう。
その後、「何だ、風呂場のタイルじゃないか」とホッとすることだろう。
ホッと胸を撫で下ろせる幸せは、占いの結果だ。

そもそも、その落ちてるものが、三角形だったら不安じゃなかったのである。
そう、その『何か』が、三角錐ならワクワクしたかもしれないし、多面体なら美味しそうに見えたかもしれないのだ。
いずれにせよ、『四角い何か』には、近寄らないことだ。