思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『バドミントン』


本気じゃなく一番楽しめるスポーツ、それはバドミントンなのである。
キャンプなどのときに外でやる一つの遊びであり、調整すればある程度は学生時代に鳴らしていた人たちも、あまりやったことがない人も、誰でも身体をリフレッシュさせることができるのだ。
そんなレジャー要素が強めのバドミントンだが、それを続けていくと実生活にも応用可能になってくる。ハエたたきや、豆腐の角切り、パスタの湯切りなんかはテニスラケットより軽いので女性もやりやすい。
そんな有用なバドミントンのラケットだが、一つ問題点もある。
それは、羽根の存在だ。
あの羽根が、バドミントン以外で使い所が思いつかない。
となると、もう、どこかに飾るしかなくなる。
さて、どこに飾ることが推奨されるのか。

お正月、女性の髪をまとめたところのどこかに、挿してみよう。
できれば、目の周りに墨で黒く丸を描かれている人や、ほっぺたに×を書かれている人のところにクリップなどで止めると、なぜだか知らないが不思議と様になる。
着物を着て、細くて小さい木の板を持っている人の手に持たせると、絶妙なアンマッチさが生まれてきて、バドミントンの羽根が目を引くことになる。
このときこそが、一番羽根が生き生きするところということになりそうだ。

しかし、この方法は正月にしか使うことができない。
あるいは、クリスマスにもこの羽根を緑色に塗って逆さにして巨大化させれば、なんだか上に星を飾って電飾をぶらさげたくなる気がする。
そうすれば、クリスマスと正月で流用の効くものがなかった商材が、このバドミントンの羽根というものを得て、年末商戦から年始まで数百万のバドミントンの羽根がまさに飛ぶように売れることであろう。
その売上の放物線が、長く落ちないことを祈る。