思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『虎』


もう擦られまくっているネタになるが、「龍と虎では、虎が勝つ見込みってあるの?」と今でも思う。
身体の大きさからしてぜんぜん違う。どう戦ったら虎が龍を圧倒できるのだろうか。龍は頭から尻尾まで心臓で詰まっているとしたら、チャンスがないわけではないが。
今年、タイガースが38年ぶりに日本一に輝いたが、プロ野球のチームマスコットも、「それ、強そうな感じ、する!?」というものも多い気がする。
鯉とか燕とか、海とか。
まあ海は、ある意味一番大きな存在かもしれないのだけど。
ちなみに、今年の野球の試合に限って言えば、虎が竜を食い殺していると言えるかもしれない。

だが龍虎の拳に始まり、コカ・コーラペプシコーラきのこの山たけのこの里、三代目水戸黄門と六代目水戸黄門など、ほかにもすでに龍サイドの勝利で決着が着いている闘いというのは、結構多くあるように感じる。
なので、これからはトラの領地をドラゴン側がどんどん侵食していくことになるはずだ。
『トラロープ』は『ドラロープ』になり、『トラ・トラ・トラ』という暗号は、点数が高まるような『ドラドラドラ』となっていき、時代もあるのか何にでも『トライ』することが『ドライ』
になって誰もが何に対しても冷めいくような悲しい方向に進んでいくのかもしれない。

そんな中で冒頭のタイガースの優勝にはそんなかませ犬的ライバル側の「どうしてもやられてしまう風潮」を打破するパワーを感じる。
たくさんのトラ党たちのトラのような叱咤激励が実ったに結果だ。
阪神ファンの応援の力は、スプーンで壁に穴を開けて脱獄ができたかのような長年の積み重ねこそがそこにある。
来シーズンもなにわのトラたちが同じ熱量で応援するならば二連覇も考えてしまうが、「優勝したのは俺の応援のおかげや!」「いいや、俺や!」そういったトラ同士数人が取っ組み合い、ヤシの木を真ん中にグルグル追っかけ回して最終的にバターのようになっていく人達が多発するなら、来シーズンは気合の入った応援は弱まり、またヤクルトあたりにチャンスがあるんじゃなかろうか。