思ってもみないことばかり。

「ほめる、認める、肯定する。」をモットーに、何もないおっさんになった自分が大喜利や日々のことを書きつづることこで変化していくさまを記録するブログ

『肥大化』


日本人と海外の人の肥大化できる限界はぜんぜん違う。
300kgを超えている人間は日本ではおそらく両手両足の指で収まる程度にしかいなさそうだが、海外では吐いて捨てるほどの人数が、300kgをゆうに超えてくるだろう。
しかし、だ。
これがプライドの肥大となると話は変わってくる。
日本でも、そこら辺に自己肥大化した意識高い系がうろついている。
ちょっと注意されただけで一族郎党を逆恨みしてしまうくらいに誰にも抑えつけられたくないような、自分が正しい、とプライドの高い人間がしょうもないことに、たくさん存在する。
『プライドのダイエット』が必要だろう。すべて脱ぎ捨てて河原で一週間くらい過ごしてみてはいかがだろうか。

ほかにも肥大化してよろしくないものは、あの観光地とかの畑にたまにあるデカいカボチャとか、日に日に大きくなるホクロがガンになってしまうことなどがあるが、できれば適度な大きさのもののほうが何事もスムーズに物事が運ぶことだろう。
肥大化して良いものというのはなかなか見つからない。
しかし、そんな中でも肥大化しても良い、肥大化してほしいもの、というのもこの世にあるはずだ。
どういったものであろうか。

一例をあげるとすれば、カリカリ梅である。
カリカリ梅はカリカリと噛んでいくと、すぐに種があり、ガリッとなってしまい、人によっては『カリカガリッ梅』となっていた様子。これは、興味を持って初カリカリ梅を食べた人をリピートさせる不安要素がかなり残ってしまっていたのだ。
そこで、カリカリ梅の肥大化である。
カリカリ梅がデカくなればその心配は一気に吹き飛ばされる。
両手で収まりきらないくらいのデカさのカリカリ梅を食べ始めれば、小一時間ほど種まで行き着くことは、ない。
その間、ずっとカリカカリカカリカカリカリ梅の味を楽しめ、そこにはあの『ガリッ』と種を割ってしまう恐怖は存在しない。なんだったらそのデカさゆえ、家族友達ペット屋根裏のネズミまで、いままでガリッの恐怖に押さえつけられていたみんながここぞとばかりにカリカリできるのだ。

もちろん、梅の真ん中の種が悪いだけであって『ガリッ』自体は悪いとは言えない。
ガリッ』の良さを味わいたければ、みんな大好き『ガリガリ君』を力いっぱいかじってみよう。
ガリッ』と言わせられるかは、あなたの脳内変換次第である。