オイラが胸を焦がすもの。
それはマッチョ。
それもゴリゴリの。
年齢も上がり、ただただ腹回りがどんどん層をなしてくる今日この頃。
「今日こそ、マッチョになりたい!いや、明日こそ!」
と、その厚い胸板に胸を焦がしている。
何がいいって、造形が美しい。
マッチョの人を見ると、人ってこういう風になれるんだ、という可能性を感じるし、自分がその美しさから遠いところにいるのがもどかしくもなる。
もちろん、その人が鍛えない限り、「マッチョ」にはならないので、頑張って得たその仮定も美しい。
「俺も、身体を美しくできるかな・・・」
なんていって、幾度となく筋トレをしてみるけど、やれ今日は記念日だ、今日は誕生日だ、と毎日をスペシャルにして好物を口にし、ことごとく失敗。
くじけずに数年おきに何度もチャレンジはしてるが、ある時は
「楽しくなければテレビじゃないじゃん!」
とフジテレビが言ってるので、楽しいテレビを見てしまうし、楽しい食事としてピザも食べてビールも飲むし、楽しい寝そべりとして、だらだら寝っ転がってスマホで「特命係長只野仁」を読んだりする。
マンガの中で只野仁はめっちゃ鍛えてるし、代わりにやってくれてる、という思いも芽生え、いつしかマッチョになる夢を他の人間にたくし、また手を伸ばせばポテチがある生活に戻ってしまうのだ。
このままではいけない。一度くらい、身体くらいは美しくなってみたい。
というわけで、もう何十回目かの「筋トレ」をまた始めようと思います。
今回のテーマは『楽しくなければ筋トレじゃないじゃん!」
実際、筋トレはつらいという気持ちが大きく、今まで鍛えるのを楽しめていなかった。
だから続かなかったんだよ。きっと。
なので、筋トレが楽しいと思えるような言葉を発して行こうと思ってる。
トレーニーのみなさんはすでにやってると思うけど、いわゆるこのブログのメインテーマでもある、『 ポジティブ変換』だ。
例えばスクワット。
最後の追い込みがきついけどやり切ったなら、
「ああ、きつかった!」
を
「ああ、喜んだ!嬉しかった!」
と口に出して言ってみよう!
そうすると、
「これは喜ばしいことなんだ」と脳も勘違いしてくれるだろう・・・そうに違いない。
筋トレのもう数十回踏んでいる第一歩。
マッチョボディに胸を焦がす、その憧れのエネルギーを活力にして、生活もエネルギッシュになると良いね。
※胸を焦がすを使うシチュエーション。
・ジタバタしながら胸を焦がす。
手足を押さえつけられても、俺は君への憧れが止められない。体は押さえつけられても、心は押さえつけられないぞ!なんて。
・明鏡止水かと思いきや、胸焦がす
齢70のおじいさんが、世を捨て山の中に住み、薪を割り、縄を編み、最低限の命を頂戴し普段はもっぱら瞑想をして慎ましく生活していて。
そんな中おじいさんは、山登りにきた若者のスマホで偶然目に入った、オートクチュールに見を焦がす。
・おあつらえ向きに胸を焦がしている
そうだよ、君の思った通りさ。胸を焦がしてるよ、君に。君がそう仕向けたんだろ?何時何分!場所はここで、って。その魔法の、いやちょっと待て、ちょっと待てって!
それがもしなかったとしても、僕は君に胸を焦がしていたさ。